外交部（外務省）は21日、李克強総理のオーストラリア公式訪問ならびに第5回中豪首相年度会談の開催、ニュージーランド公式訪問について国内外プレス向けブリーフィングを開いた。鄭沢光外交副部長（外務次官）の説明は次の通り。

■オーストラリア訪問と第5回中豪首相年度会談について 

オーストラリア訪問時、李総理はターンブル首相と第5回中豪首相年度会談を行うほか、コスグローブ総督、上下両院議長らオーストラリア側指導者と会談し、両国の実務協力水準の引き上げ、中豪の包括的な戦略的パートナーシップの一層の発展の推進について踏み込んで意見交換する。中豪双方は二国間自由貿易協定をより良く実施し、発展戦略の連結を強化し、科学技術革新協力を促進し、貿易・投資、エネルギー資源、司法・法執行、教育・文化、観光、地方など各分野の友好交流や実務協力を深化する方策について話し合う。また、一連の協力文書に調印し、中豪協力の包括性、戦略性、実務性を一層示す。両首相は中豪経済貿易協力フォーラム、省州トップフォーラムなどにそろって出席する。

■ニュージーランド訪問について 

ニュージーランド訪問時、李総理はイングリッシュ首相のほか、レディ総督その他ニュージーランド側指導者と会談し、両国の実務協力水準の引き上げ、両国の包括的な戦略的パートナーシップの一層の発展について踏み込んで意見交換する。双方は両国の自由貿易協定の高度化交渉の推進を契機に、貿易・投資の開放を積極的に拡大し、両国の経済・貿易協力の「アップグレード版」を共に築く。双方は発展戦略の連結を強化し、インフラ、農業・畜産業、科学技術革新分野の協力を開拓し、発展させ、文化、教育、観光、民間航空分野の協力を拡大し、両国の友好協力の基礎を強化し続ける。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年3月22日