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両高報告の注目点の解説
  ·   2017-03-14
タグ: 全人代;腐敗;政治
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■注目点2 貧困者支援腐敗を懲罰 

【背景】最高人民法院活動報告によると、2016年は貧困脱却の難関攻略を司法面から支えるため、横領、貧困者支援資金流用などの犯罪を断固として処罰し、1万5000件の事件を結審した。最高人民検察院活動報告によると、2016年は貧困者支援分野の職務犯罪防止の取り組みを集中的に整理、強化し、職務犯罪者1892人を取り調べの上処罰した。これは前年比102.8%増だ。

【解説】全人代代表を務める安徽省監察庁の蒋厚琳副庁長によると、今年は貧困者支援分野の腐敗問題の取り調べ・処罰を取り組みの重点とし、社会の関心に積極的に応え、反腐敗の取り組みに対する大衆の「獲得感」を強化する。

■注目点3 海外逃亡犯逮捕 

【背景】最高人民検察院活動報告によると、2016年は「猟狐」天網の緊密化によって、すでに37カ国・地域から職務犯罪容疑者164人を帰国させた。楊秀珠など「百名紅通(国際逮捕手配書)人員」27人も含まれる。最高人民法院活動報告によると、2016年は海外逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収の取り組みに積極に参加し、「国際指名手配リスト」対象者の李華波の横領、闫永明の職務犯罪などの事件を法にのっとり審理した。

【解説】北京大学廉政建設研究センターの庄徳水副センター長によると、海外は法の適用外ではなく、罪を逃れる天国ではない。司法機関は関係機関と共同で引き続き法的手段を通じて逃亡犯追跡・逮捕活動を展開し、逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収の一体化した活動構造を構築する。

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