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虚しく響くG7の「豪語」
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· 2016-05-26 |
タグ: G7;南中国海;政治 | 印刷 |
難民危機では、EU各国の対応に大きな違いが見られ、難民受け入れの約束はほとんど反故にされてしまった。各国は自国ばかりを優先し、次々に国境を閉鎖。民族主義が台頭し、右翼の支持率が急上昇している……
アジアでは、米国の「アジア回帰」戦略はアジアに平和的ムードをもたらさなかった。その反対に、背後で一部の国に「入れ知恵」し、国際法と地域内で合意済みのコンセンサスを無視し、南中国海などの問題でいざこざを起こしている。そしてG7メンバー国の日本に至っては、アジア諸国の感情を無視し、戦争の史実を改竄し、平和の約束を破り、地域の安全情勢に脅威を与えている。
それと同時に、新興経済体が世界経済成長でますます重要な役割を果たすようになってきた。これを背景にして発展してきたG20の経済総量は世界経済総量のほぼ85%を占め、先進国、発展途上国、異なる地域の均衡にも配慮した構成となっている。
中国のあるアナリストは、G7と比べ、国際社会が直面する問題を解決する力はG20のほうが高いと指摘している。より多くの地域の主要国と経済体が加わっているため、G20のほうが各国を合意へと導きやすいのである。現在の国際情勢下では、G20モデルのほうがより代表性があり、より活力と潜在力を有している。(ソース:新華社)
「北京週報日本語版」2016年5月26日
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