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北京週報>>評論  
対中国監視は日本が自ら首をくくるロープ

 

こうした思考を支柱として、日本は第2次世界大戦の戦敗国だったことを忘れ、今に至るも国内に米軍が駐留し後ろで実権を握っていることを忘れ、日本が起こす戦争と蹂躙をアジア太平洋諸国が再び耐え忍ぶはずのないことを忘れて、第2次世界大戦で科せられた「緊箍呪」(孫悟空の頭にはめられた輪を懲らしめのためきつくする呪文)から抜け出し、平和憲法を改正してこの束縛を破ろうとしている。

まさにこのような政治環境下で、日本の右翼勢力はここ数年どんどん勝手放題になり、政治・軍事・外交上で、隣国に対しますます気勢激しく迫る態度を取るようになった。日本の「中国包囲」はいっそう露骨になり、表面下で進められた時期から今や公然たる挑発期に突入した。空母進水、中国無人機撃墜発言、硫黄島の通信傍受施設設置、中国に対抗する「反介入」作戦力強化、いずれの矛先も例外なく中国に向けられている。

当然、中国はこうした日本の現実を認めない極めて危険な挑発行為を放置することはできない。中国社会科学院日本研究所副所長の高洪氏は、「日本が釣魚島領空を巡視飛行する中国無人機を撃墜すれば、火薬庫の隣で火遊びをすることにほかならない」と警告する。中国外交部の報道官も、「中国は釣魚島の領土主権を守る決意と能力がある」ときっぱりと述べている。

以上から、日本右翼勢力の威嚇、監視、武力誇示は、中国を包囲し、中国が台頭しないよう縛りつけるものに見えて、実のところは自分の首をくくるロープだということが分かる。このロープをきつく締めれば締めるほど、中日関係だけでなく、日本国民の幸福と前途までもが「窒息」してしまうのである。(ソース:環球網)

「北京週報日本語版」2013年9月22日

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