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北京週報>>評論  
李源潮副主席が訪朝、朝鮮半島平和に努力

 

旧意識捨てて初めて朝鮮半島新紀元が開ける

朝鮮半島問題が現在のような事態にまで発展した原因は、いくつかの大きな障害を終始克服できなかったことにある。まず、南北間の歴史的障害だ。南北関係の歴史は本質的に競争関係である。統一の願いは互いの優劣を競う心理と法的・軍事的対立に妨げられ、猜疑心と敵意がかえって強まってしまった。次に、意識形態の障害だ。双方の経済実力格差により互いの制度の許容性が低くなり、真の相互信頼関係が築けずにいる。3つめは地政学的障害だ。韓国は米国のアジア太平洋戦略上の重要なコマであるため、朝韓関係は米国の戦略的干渉から脱することができない。朝鮮核問題はまさに朝鮮半島のこうした複雑な関係の産物でもあるのだ。

今、こうした複雑な問題は次の一点に帰結するだろう。朝鮮に核放棄させるために、和平協定を締結するか朝鮮半島平和メカニズムを確立する必要があるかである。

中国は朝鮮半島の対話による問題解決を積極的に推進し、米韓と協力を強めると同時に、朝鮮との交流を増進して相互信頼を築こうとしている。これは朝鮮半島が和解を通じて恒久的平和を築くことを望んでいるということだ。しかし、朝鮮半島の新紀元を開くには、各国が古臭い観念の束縛から脱することも求められている。

「北京週報日本語版」2013年8月2日

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