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北京週報>>評論  
日本の思いあがり満載、新「防衛白書」

 

中国には2つの選択肢がある。1つは日本に対し本腰を入れて「高圧」的に対応し、経済、政治、軍事など複数の方向からその気炎をくじくことだ。これを続けていけば、日本は遅かれ早かれ押しつぶされる。

2つ目の選択肢は、日本を軽視し、中国にとっての超えられない一線をはっきりと引いて、そこを超えた場合は反撃し一度で叩きのめすが、普段は相手にしないことだ。その理由は、中国の戦略的野心はとっくに日本を飛び越しており、日本は中国の戦略的ライバルにふさわしくないからだ。日本は我々の目の前の碁盤の上を飛んだり跳ねたりして、我々にちょっと腹立たしい思いをさせることくらいしかできないのだ。

日本の高官は代わる代わる登場しては、中国への強硬姿勢をアピールしている。そしてさらに防衛白書のような公文書を出して中国を挑発している。日本は中国対応に大きな精力を傾けているが、中国にとって日本は気がかりな事柄の1つにすぎない。

日本に対して感情的にならず平静な態度で接するならば、我々はその管理ノウハウや先進的エレクトロニクス・自動車技術などを引き続き学ぶことができる。日本の挑発を相手にするかしないかは、すべてこちらの気持ち次第だ。

中国は日本を窒息させるほど大きくなりつつある。日本の一部政治家の耳障りで聞き苦しい声が本当に伝えているのは、あの国の焦りであり、ひいては恐怖だ。中国が普通に発展しさえすれば、あの島国で一部の人が絶望する様子や絶望を覆い隠すために繰り広げる誇張したパフォーマンスを、悠然とした心持ちで鑑賞することができる。

日本は物質建設の手本であると同時に、中国が未来へと向かう上での精神的踏み台でもある。日本の隣国だったために我々はかつて大きな代価を支払ったが、今の日本がもたらす警戒と刺激はもう我々を傷つけることはできない。いつまでもつきまとい挑発を繰り返す日本は、ある意味、中国にとっての「練習相手」にすぎない。

今、中国は日本にどう対応してもいい。日本を丸め込むことも、蔑視することも、「高圧的」に対応することも、「アメとムチ」を使い分けることもできる。我々がなすべきは今後10~20年発展を続けて「不戦勝」することであり、そのプロセスを楽しむべきである。

「北京週報日本語版」2013年7月12日

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