中国国防部の梁光烈部長は11日、日本の北澤俊美防衛相とASEAN拡大国防大臣会議の期間中に簡単な話し合いを行った。
梁光烈国防部長は、「近ごろの中日関係は、日本が釣魚島海域で中国の漁民と漁船を違法に拘束したために深刻な傷を負った。これは私たちが目にしたくないことだ。中国側は中日関係の発展に重視し、対話を通して相互理解を深め、話し合いを通して相違点を解決し、両国関係の大局を守ることを主張している。日本側が敏感な問題を適切に処理し、中日関係がいち早く回復することを望んでいる」と話した。
また、中国側は両国の防衛分野の交流に重視し、双方は信頼を絶えず高め、中日間の防衛分野の交流の健全な発展を推し進めたい考えを述べた。
北澤俊美防衛相は、日中両国は友好的な隣国であり、双方は冷静かつ適切に問題を処理し、各分野、特に防衛分野の交流を通して中日関係の発展推進を強化すべきだと語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年10月11日 |