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評論  
地震頻発、地球は活動期に入ったのか?

 

今後15年は地殻運動が更に活発化

ステファン・カオ(米国ミズーリ工科大学の地球物理学者):

1970年代中期から1990年代中期までの20年と比較すると、地殻運動は過去15年間で確かに活発化した。しかし今も原因は分かっておらず、これはおそらく地球岩石圏の応力場が自然要因によって一時的に変わったためだと思われる。

鄒其嘉(中国地震局地球物理研究所研究員):

現在人類が掌握している技術では、津波に対して警報を出すことはできるが、地震に対しての警報を出すことはできない。最近になって、ハイチ、チリで相次いで大地震が発生し、太平洋プレートが地震頻発期に入ったことを数々の兆候が示している。しかし、プレートがどのように活動し、いつ活動を終えるかといった具体的なことについては、まだはっきりしない。

孫世鋐(中国地震局ネットワークセンターの研究員):

過去100年の地震史資料に対する分析に基づくと、今地球は強震多発期に入っている。

20世紀における100年間の最初の60年間に、世界で発生したマグニチュード8.5以上の地震は7回で、1964年に起きたマグニチュード8.5のアラスカ地震以降、その後の40~50年間、世界でマグニチュード8.5以上の地震は起きていない。しかし2004年末にインドネシアで発生したマグニチュード9.1の大地震から5年余りの間に、世界で4回のマグニチュード8.5以上の強震が発生した。

強震にはおそらく百年周期があり、百年のうち最初の数十年に強震が発生しやすく、後半の数十年は相対的に静かである。しかし、現在の地震観測資料では、観測が始まってからの歴史が浅すぎ、わずか100年の資料で百年尺度の周期性を予測するのは科学的とはいえない。

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