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評論  
地震頻発、地球は活動期に入ったのか?

 

環太平洋地震帯上にある国にとって、2010年が明けて2カ月で2度も大地震があったのは、「多事の秋」に入った感がある。

北京時間1月13日5時53分、カリブ海に位置するハイチでマグニチュード7.3の地震が発生し、首都ポルトープランスはほとんど廃墟と化した。現地政府は地震で約30万人が死亡したと推定しているが、実際の死亡者数を正確に推定するのは困難だ。わずか一カ月後の2月27日、ハイチから千キロ離れたチリでマグニチュード8.8の超大地震が発生した。

チリとハイチはともに環太平洋地震帯に位置する。環太平洋地震帯はちょうど巨大なリングのように太平洋を取り囲んでいる。中国、日本、米国、チリ、インドネシア、フィリピン等の地震国がここに分布し、世界の約80%の地震がここで発生している。同時にここは神秘の一帯でもあり、さまざまな巫術と伝説を育んできた。

中国のネットユーザーの中には、ブン川地震、ハイチ地震とチリ地震の間にある神秘的な法則を懸命に探している人もいる。現代技術の助けを借りて、あるネットユーザーは、 三つの大地震の空間的分布の特徴を「発見した」と公言している。「グーグルマップを開き、位置を成都に固定し、同じ経度を保ちながらそのまま北に180度飛ぶと、何が見つかると思う?ハイチを通って、チリに達するのだ!チリ地震と四川盆地地震の発生地はほとんど地球の反対側にあるのだ。どう?すごく不思議だろう?」

さらにはブン川大地震、ハイチ大地震、チリ大地震の発生日から「恐怖のマトリクス」を発見した人もいる。「5・12」、「1・12」、「2・27」という三つの数列は、横に読んでも縦に読んでも同じなのだ。インターネットで次の大地震は日本で発生する、と予測する人すら出現した。

地震の頻繁な発生は、「2012世界の終末」予言の連想とあいまって、人々の間に広く議論を呼んでいる。

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