7月7日から15日にかけて、「2014『同心・共鑄中国心』迪慶行」という公益活動が雲南省迪慶(デチェン)チベット族自治州で行われた。北京など各地から450人余りの医療関係者とボランティアが迪慶を訪れ、迪慶自治州内の香格里拉(シャングリラ)、徳欽、維西の3つの国家クラス貧困県の郷、鎮、村、寺院など30カ所で無料診療を行い、現地医療関係者向けの専門的トレーニングと各少数民族住民向けの健康講座を30回開講した。 7月13日現在、今回の活動で無料診療を受けた人は延べ3万5000人、往診を受けた家庭は82世帯に上り、寄付された医薬品や医療機器は1000万元以上に相当する。また、スクリーニング検査で小児の先天性心疾患疑い患者367人、診断確定患者49人、脳性麻痺患者150人余りが見つかった。 「同心・共鑄中国心」公益活動は「老少辺窮地区(旧革命根拠地、少数民族、辺境、貧困地域)」の心臓・脳血管病を治療し、健康に関心を払うのが目的だ。2014年年初現在、同活動に参加した医療関係者は延べ6000人で、四川、寧夏、山東、内蒙古、チベット、青海、甘粛などの省・自治区において、20万人以上の少数民族の住民に医療サービスを提供した。 | |