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  • 7月8日、雲南省迪慶(デチェン)チベット族自治州香格里拉(シャングリラ)県の壇城広場で、住民のために無料診察を行う医療専門家ら
  • 7月8日、眼病患者を診察する医療専門家
  • 7月9日早朝、受診しようと奔子欄鎮衛生院に集まった現地のチベット族住民たち
  • 受診を待つチベット族の尼僧
  • 徳欽県拖頂郷衛生院で住民のために無料診察をする鉄営医院中医科の斉蘭芳医師(右)と海軍総医院内分泌科の尹義存医師(左)
  • 配られた寄付品を両手いっぱいに抱えた子ども
  • 患者を治療しながら現地の医師に説明をする北京年輪整骨科病院の李光厚院長(中央)
  • 北京軍区総医院心臓内科と解放軍305医院消化器内科の医師による現地医師向け講座
 7月7日から15日にかけて、「2014『同心・共鑄中国心』迪慶行」という公益活動が雲南省迪慶(デチェン)チベット族自治州で行われた。北京など各地から450人余りの医療関係者とボランティアが迪慶を訪れ、迪慶自治州内の香格里拉(シャングリラ)、徳欽、維西の3つの国家クラス貧困県の郷、鎮、村、寺院など30カ所で無料診療を行い、現地医療関係者向けの専門的トレーニングと各少数民族住民向けの健康講座を30回開講した。
 7月13日現在、今回の活動で無料診療を受けた人は延べ3万5000人、往診を受けた家庭は82世帯に上り、寄付された医薬品や医療機器は1000万元以上に相当する。また、スクリーニング検査で小児の先天性心疾患疑い患者367人、診断確定患者49人、脳性麻痺患者150人余りが見つかった。
 「同心・共鑄中国心」公益活動は「老少辺窮地区(旧革命根拠地、少数民族、辺境、貧困地域)」の心臓・脳血管病を治療し、健康に関心を払うのが目的だ。2014年年初現在、同活動に参加した医療関係者は延べ6000人で、四川、寧夏、山東、内蒙古、チベット、青海、甘粛などの省・自治区において、20万人以上の少数民族の住民に医療サービスを提供した。