かつての長征の道を歩む

于都長征大橋。１９３４年１０月、中央紅軍の主力８万６０００人が集結して于都河を渡り、世界的に有名な２万５０００華里（１万２５００キロ）にわたる長征を開始した。（撮影　新華社記者　姜克紅）　
烏江大橋は貴陽と遵義を結ぶ貴遵高速鉄道の扎佐－南白区間に位置し、２００７年に竣工（資料写真）。１９３４年１２月下旬、中央紅軍は烏江を強行渡河し、遵義に向け進撃した。（新華社発）　
四川省瀘定県の瀘定橋。１９３５年５月２９日、紅軍の勇士２２人が敵からの集中砲火を浴びながら、橋板を外されて鉄索だけになった橋を渡り、最終的にこの橋を奪取。中央紅軍の北上ルートを切り開いた。（撮影　新華社記者　江宏景）　　
雲南省禄勧県と四川省会理県の境界を流れる金沙江に架る皎平渡大橋。１９３５年５月、紅軍第一方面軍は金沙江を渡り、国民党軍の包囲追撃を振り切り、戦略転換において決定的な意義を持つ勝利を勝ち取った。（撮影　新華社記者　藺以光）　
貴州省赤水市元厚鎮の「元厚渡口（渡し場）」。４回にわたる赤水渡河のうち、ここは紅軍が初めて赤水を渡った場所だ。（撮影　新華社記者　欧東衢）
甘粛省迭部県臘子口風景区の省道２１０号線。１９３５年９月１６日、紅軍は自然の要害である臘子口に攻撃を仕掛け、北上の道を切り開いた。（撮影　新華社記者　王鵬）
四川省アバ・チベット族チャン族自治州紅原（フンヨン）県のアバ紅原県空港。紅原県は「紅軍が長征で歩んだ草原」という意味で名づけられた場所だ。（撮影　新華社記者　江宏景）

長征は自然を征服した人類の凱歌を生み出した。８０年という長い歳月が過ぎ去り、紅軍が長征で歩んだ荒れ地には、今や高層ビルが林立し、勢いよく発展している。徒歩で突破した高山と難関、沼沢が点在する草原と苦労の末に渡った激流には、便利な道路と橋が整備された……長征の道には天地を覆すような変化が生じ、かつて通行が極めて困難だった難所は、広々として通行がスムーズなルートになろうとしている。

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