北京五輪開閉幕式と同様、北京パラリンピックの開閉幕式も最近の重点となっている。パラリンピック開閉幕式のリハーサルはすでに最終段階に入ったという。「北京晨報」が伝えた。
パラリンピック開閉幕式の関係者によると、パラリンピック開幕式は9月6日、閉幕式は9月17日の、どちらも夜8時から、国家体育場「鳥の巣」で行われる。所要時間は前者が2時間50分、後者が2時間近くになる見通し。パラリンピックは五輪の開幕式と少し違っている。まず、式典の順序が五輪開幕式ではパフォーマンスの後に各国代表団の入場があったが、パラリンピックの開幕式では、ちょうどその逆になる。このほか、パラリンピック開幕式で先に入場する選手および関係者は、観客席の前列やグラウンドの一部エリアに備え付けた座席に座り、その後のパフォーマンスを楽しむことができる。
パラリンピック開幕式の演目には約6千人が参加し、健常者と障がい者のある芸術家が共同で出演する。耳の不自由な障がい者による手話ダンス「星星ニーハオ」の出演者は400人と、史上最大規模になっている。
パラリンピックの開幕式は、「生命の創造力、ヒューマニズム、偉大な人道主義を歌おう」を理念とし、アジア人らしさと超現実主義の融合が表現される。パラリンピックの開閉幕式は、五輪と同じ場所を使う。五輪の開閉幕式を見た後も、パラリンピックの開閉幕式が観客の皆さんに新たな驚きをもたらすことができるのか?この日、みなぎる生命力を目の当たりにした観客が感動する、素晴らしい演目となることが期待される。(編集WM)
「人民網日本語版」 2008年08月29日
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