08年北京パラリンピック聖火リレーが28日、天壇公園からスタートするのにあわせて、北京市交通管理局はパラリンピック期間中に障がい者を対象にした10項目の特別措置を発表した。「中国広播網」が伝えた。
パラリンピック期間中、競技会場の外側にロープを張って障がい者専用の駐車場を確保するとともに、足の不自由な観客が乗る車両は通行許可証無しでも一般車両立入禁止の道路に入って会場近くで降車することを許可する。このほか、北京パラリンピック期間中の障がい者へのサポートとして▽五輪中心エリアには視覚障害者用音声信号機を新たに751カ所に取り付け▽市内の39本の幹線道路脇には専用駐車場90カ所を設置▽車両関係の手続きをサポートする「グリーン通路」を開通▽障がい者の車両は奇数・偶数ナンバーによる交通規制を受けないよう五輪専用通行証を発行――した。さらに視覚障害者誘導用ブロックをふさぐ違法行為を処分し、バリアフリー化を図り、障がい者が出かける際の安全を確保していく考えだ。(編集KA)
「人民網日本語版」 2008年08月29日
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