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民意を反映させる政策制定に取り組む中国 全国両会
  ·   2021-03-12  ·  ソース:人民網
タグ: 全国両会;民意;社会
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1年に1度開催される中国全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)は、国際社会が中国の特色ある社会主義と民主政治を観察する重要な窓口となる。

政治活動は、中国社会主義民主の生き生きとした証を提供している。両会の参政・議政や第14次五カ年計画(2021‐25年)策定のためのオンライン意見公募など、さまざまなチャンネルや形式を通じて、中国の国民は、国と社会の事務、経済、文化事業を管理し、国と社会、そして自身の運命の「ホスト」となっている。

「民主」は、中身のない言葉では決してなく、国民の願いと政府のサービスを結び付ける実質的な実践だ。ここでは、中国が民意を反映させるために取り組んでいることを示す3つのケースを紹介していこう。

環境汚染改善・二酸化炭素排出削減に取り組み、「美しい中国」の建設サポート 

全国政協委員・張興贏氏の提案 

全国政協委員である中国国家衛星気象センター衛星気象研究所の張興贏所長は、「私は年間を通して、北京郊外にある気象・衛星地上局に何度も足を運び、二酸化炭素をモニタリングしている」と話す。

昨年の両会で、張所長は、中国人民政治協商会議に3つの提案を提出した。どれも生態環境、気候変動と関係がある。3つの提案は審議を経て、全て立案され、担当当局から高く評価され、実施された。

張所長は過去数年間、二酸化炭素の排出削減を幅広く、踏み込んで研究してきた。そして、今年初め、生態環境部(省)は、張所長を含む中国の専門家5人を、国連環境計画(UNEP)の「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」科学評価グループ報告を作成する専門家に選出した。5人は世界の気候変動に対応する活動に積極的に参加している。

張所長は今年、天地一体化の温室効果ガス業務観測ネットワークのさらなる整備と、「第14次五カ年計画」期間中、大気環境資源の配置を十分に考慮し、生態環境保護と経済成長を両立させるという2つの提案を提出した。

クリーンエネルギー公共バスの推進・応用を提案 

王艷代表、「公共バスは社会の意見を集める場」 

天津公交集団第三客運有限公司の運転手・王艷さんは、2018年に全人代代表になって以来、毎年、議案を提出し、発言してきた。北京・天津・河北省高速道路の主路線の料金所廃止や、献体プロセスの円滑化といったこれらの民生のニーズに関わる議案は、すでに政府機関や組織が検討を始めている。

今年、王代表が注目しているのは、依然としてクリーンエネルギー公共バスの推進と応用だ。

完全電気公共バスを推進・応用すれば、運転手の仕事環境を改善できるだけでなく、都市の環境の改善にも大いに役立つ。しかし、王代表は、「充電施設やクイック充電ポールが少なく、充電にも時間がかかる。これらの問題を解決しないと、クリーン公共バスの大々的な発展は実現できない」と指摘する。 

高級技能エンジニアである王代表は、「第14次五カ年計画(2021‐25年)」期間中に、「後輩を育てて、サービスの水準をもっと向上させたい」という目標もあるのだという。

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