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オンラインとオフラインの両面で進む高齢者の食事サポートの取り組み
  ·   2020-12-17  ·  ソース:北京週報
タグ: 高齢化;食事;社会
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便利さをもたらす高齢者向けのオンライン食事配達

オフラインで高齢者の食事をサポートするサービスはすでに多くのモデルが模索されているが、人手不足やカバー範囲の小ささ、受益面が限定的といった問題も存在する。そのような中、インターネットの後押しで高齢者向けのオンライン食事注文モデルが次第に盛り上がりを見せている。

最近、蒋おじいさんの孫娘である夏円さんは難題に直面した。夏さんによれば、祖父が彼女と母親に会いに北京を訪れている間、昼間は2人とも仕事に行っており、祖父は家で1人になってしまうため、食事が困り事になっているのだという。

「祖父は1人で家にいる時、面倒なことを嫌うため、いつも前日の夕食の余り物で食事を済ませたり、適当に麺類を食べたりするのですが、これでは栄養が全然足りません」と夏さんは語る。「毎日祖父に出前を取ろうと思うのですが、アプリ上で見ると、脂っこくない昼食のほとんどは量が多すぎて、祖父1人では食べきれず、無駄になってしまいます」

また、蒋さんも「自分で作るのは大変で、そうまでする必要はないと感じています。孫が私のために出前を頼んで多くのお金を使うのも、もったいないです」と語る。

「高齢者のオンライン食事注文という難題に対し、餓了麼はまもなく全国で高齢者向け食事プロジェクトを打ち出します」とは、大手デリバリープラットフォームである餓了麼の責任者の談だ。現在、同社の高齢者向け食事プロジェクトは上海、広州、杭州、天津など各地で試験的に協力が進められている。協力モデルは主にプラットフォームと現地政府、老人ホーム、高齢者食堂など多方面との協力によるもので、周辺のお年寄りに食事配達サービスを提供し、コミュニティーに暮らす高齢者の食事上の難題における「ラストワンマイル」を解決する。

ますます多くの高齢者がオンラインでの食事注文や食材購入を徐々に習得している。餓了麼のデータによれば、わずか約1カ月間で、プラットフォーム上では50歳以上の消費者からの注文が急速に増えた。また今年以降、高齢者の食事注文量は前年同期比で10倍を超えている。

「北京週報日本語版」2020年12月17日

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