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「クラウド卒業」を体験した大学生 68.0%「周りの人を大切にすることを学んだ」
  ·   2020-06-22  ·  ソース:人民網
タグ: 卒業;大学生;社会
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中国では今、卒業シーズンを迎えているものの、新型コロナウイルス流行を背景に、今年は多くの大学が卒業論文の答弁をオンラインで実施している。「クラウド答弁」、「クラウド卒業写真」、「クラウド卒業式」など、今年の卒業生の多くにとって忘れがたい特別な卒業シーズンとなっている。中国青年報が報じた。

中国青年報社社会調査センターがこのほど、問巻網(wenjuan.com)と共同で、大学の新規卒業生2505人を対象に調査を実施した。

今年の「クラウド卒業」について、回答者の64.5%が「記念すべき特別な意義がある」

北京のある大学の卒業見込み大学生の張涵綺さん(仮名)は、「未曾有の卒業シーズン。私たちは、新型コロナと闘った年の卒業生で、数年経って振り返ったら、必ず卒業により深い思いを感じるだろう。私たちだけの、特別の思い出だ」と話す。

吉林省のある大学の学部の卒業見込み大学生の陳妙欣さん(仮名)は、「新型コロナウイルス流行が収束した後、学校が簡単な卒業式を開いてくれることを願っている」と話す。

調査では、今年の「クラウド卒業」に関して、回答者の64.5%が「記念すべき特別な意義がある」と答え、55.9%が「今年の卒業生は歴史の証人」、55.7%が「形式上の卒業より、心の中の『卒業』のほうが大切」、49.3%が「心残りがあるため、今年は逆に忘れられない卒業シーズンになった」と答えた。

華東交通大学心理素質教育研究院常務副院長の舒曼氏は、「今年の卒業シーズンはほとんどの大学で、『クラウド』がスタンダードとなった。普段なら、学生は卒業式に参加し、会場で学長の話を聞き、卒業証書を受け取り、同級生と写真を撮り、卒業メッセージを書くなど、いろんな活動がある。一方、今年は、オンラインで卒業式が開かれているが、学生も大学側もいろんなアイデアを出し、オリジナルの卒業記念活動を企画している。『クラウド卒業』では、恒例の活動はできないかもしれないが、目新しいセレモニー感がある。『クラウド卒業』は今の時代の特徴も現れている。学生同士は遠く離れていても、インターネットを通して、集まることができる。これは、昔ならできなかったことだ」と話す。

96.5%「機会があれば、学校にもう一度行ってみたい」

調査では、回答者の96.5%が、「機会があれば、学校にもう一度行ってみたい」と答えた。調査を分析すると、その回答は、「クラウド卒業」した卒業生の割合が98.2%と、伝統的な形式で卒業した卒業生の82.9%を上回っていた。

陳さんは、「新型コロナウイルス流行が収束したら、必ず学校にもう一度行ってみる。そして、大学の校舎の前で写真を撮ったり、ルームメイトと芝生の上に座って、アカデミックドレスを着て最も尊敬する先生と写真を撮ったり、図書館に行ってみたりして、静かな雰囲気、積極的で向上心ある学風をもう一度味わいたい」と話す。

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