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【イラストで知ろう!イマドキ中国】中国の「突っ走る」親たち
  ·   2019-04-10  ·  ソース:人民網
タグ: 親子;教育;社会
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最近微信(WeChat)で読んだある文章に思わず笑い、うなずいてしまった。それは30歳以上の「中年の人々」の学習能力の高さを称賛した文章で、30歳を過ぎて、子どもができてからというもの、子育ての中で国語や算数はもちろんのこと、英語やスポーツ、楽器、絵画に料理まで、なんでもこなせるようになってしまったというオチになっている。さすがにこれは大げさに過ぎる向きもあるが、中国の親たちが子供に注ぐ情熱は確かに半端ない。今回はそんなイマドキの中国の親たちに迫ってみよう。人民網が伝えた。

中国の「突っ走る」親たち 

中国の親たちはとかく「突っ走る」系の親が多いように思われる。それは13億もの人口の中で繰り広げられる競争のスケールと厳しさからして日本とは段違いだからだろう。そんな熾烈な競争を勝ち抜き、大学を卒業し、さらに戸籍や学歴、経済力など日本以上に様々な縛りのある中で結婚相手を探し、子どもを産み・・・と、もうここまでで息切れがしそうだが、本当にエンジンがかかるのは、実はここから。前述した文章の作者はそんな子育ての中で、一つの結論に達している。それは「勉強というのは、親が子供にやらせるより、子供のために親がやらされる方がむしろ効果的」ということ。そこには「わが子のために」という大義名分のもと、走り続ける中国の親たちの姿が見え隠れしている。

【初級編】バイヤー能力問われる幼稚園 

ほとんどが共働きの中国の親たちにとって、子供が幼稚園に上がったら、ようやく手がかからなくなるのではないかと、淡い期待を抱いてしまうのも無理はない。しかしそんな期待はあまりにもはかないものだったとすぐに気づくことになる。まず中国の幼稚園において「お知らせ」というものが事前に届くことがまず無い。たいていその締め切りは「明日までに」だ。さらに準備しなければいけない「ブツ」がまたすぐには揃えられないものだったりすることもしばしば。親たちはこうした「お知らせ」におびえながら、クライアント(幼稚園)の要求を満たすバイヤー能力を磨いていく。そして空き箱、空き瓶類はとにかく捨てずにとっておくという素晴らしいエコ精神もこの幼稚園時代に養われる。

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