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新世代の就活は報酬よりもジムと午後の休憩の有無優先
  ·   2018-12-04
タグ: 就職;95後;社会
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 秋に入り、山東省済南にある大学では、秋季就職面談会が次々開かれている。今年の卒業生は、すでに「95後(1995年から1999年生まれ)」の若者たちであり、彼らは自分が就く仕事に対して、これまでの若者たちとは異なる新たな要求を抱いている。自己実現や興味のあることを一層重視し、生活環境に比較的恵まれているため、「高給」はもはや、彼らにとって唯一の基準ではなくなっている。斉魯晩報が伝えた。

 〇最優先の条件ではなくなった「高給」

 11月29日、山東大学2019年度卒業生秋季就職面談会が、同校メインキャンパス内の体育館で開催された。山東、江蘇、北京、浙江、広東、福建、上海、天津、河北など21省(直轄市、自治区)の企業430社が人材募集のために参加し、約1万6千件の正社員ポストやインターンポストを募集した。

 山東大学威海キャンパスで通信工学を学ぶ大学院2年の湯さんは、今年の就職情況に関する情報収集のために、威海から駆けつけた。湯さんの専攻は、もともと職探しの心配がない専攻である上、すでに卒業したOB・OGの状況を見ても、就職後の待遇もかなり期待できるものであると分っていたが、彼にとって、「高給」は、唯一の関心という訳ではないという。

 湯さんは、「企業が高給を支払ってくれても、福利厚生が充実しておらず、仕事がキツいものであれば、身体的にもマイナス影響を及ぼし、生活の質全体に悪影響が及ぶ可能性があるから」と話す。

 あるインターネット関連企業の人事担当者は、就職説明会の会場で、「今どきの卒業生は、非常に個性が強い人が多い。我々は面接時に、ある女子学生にとても好印象を抱いたが、彼女から挙げられた質問には正直閉口した。彼女はオフィスの大きさについて質問し、社内にスポーツジムのような従業員が十分に活動できる設備があるかどうか知りたがった。また、午前と午後にそれぞれ休憩時間が設けられているのかどうかも質問された。こうした質問が挙げられた理由は、彼女が職場の雰囲気や生活の質を非常に重視しているためだ」と担当者は致し方ないといった表情で語った。

 山東大学2018年度学部卒業生の程さんは、学部卒だが、世界トップ500企業に就職することを目標にしており、「希望の仕事に就けない場合は、大学院に進学して学業を極めたいと思っている」としている。

 財務や金融分野など一部の特殊な業界の場合、就職のハードルがやや高いことから、卒業生は、相応の専門資格証明を所持していない場合、報酬は同年齢の他業界の人よりやや高いかもしれないが、業界内で担当する仕事は、ややレベルの低い仕事になる。したがって、ロボットや無人カウンターが次第に普及するのに伴い、財務・金融分野の職に就くことを希望する卒業生の多くは、大学院進学の道を選ぶケースが増えている。

 山東中医薬大学就職説明会の会場では、多くの学生が県レベル病院への就職を希望しているという状況が明らかになった。山東中医薬大学学生就職処の李艶鳳さんは、「本学の卒業生の第一選択肢は病院となるが、一般的に、レベルの低い病院への就職を希望する都市部の子供は極めて少ない。だが、県レベルの病院という低いレベルに飛び込むことで、自分の価値を実現したいと望む卒業生も一部にいる。学生は、往々にして、『待遇』よりも『自己実現』を追求する決断を下すことが明らかになっている」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年12月4日

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