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17日は中国のバレンタイン「七夕」、「隠れ型恋愛関係」が人気ワードに
  ·   2018-08-16  ·  ソース:
タグ: 恋愛;バレンタイン;社会
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中国のバレンタインともいわれる七夕節(旧暦の七夕、今年は8月17日)を目前に控え、彼女にどんな「口紅」をプレゼントしようか迷っている男性も多いだろう。そんな中、検索エンジン360とブラウザ360は、若者の恋愛事情に迫る調査を実施した。 北京晨報が報じた。

典型的な「隠れ型恋愛関係」を表す「臨時恋愛」や「アイドルが私の彼氏」、「魔法瓶恋人」などが現在、人気のニューワードになっている。その背後には、若者たちのどんな恋愛や恋愛観が隠されているのだろう?

誰もが忙しい現代、若者たちは恋愛も「效率」が大事

効率が求められる今の時代、若者の恋愛「プログラム」も、規則に基づいて新たにプログラミングされている。検索エンジン360とブラウザ360の「隠れ型恋愛関係統計報告」によると、ゆっくりと相手を知っていくという恋愛よりも、回答者の37%は効率の良い「臨時恋愛」を好み、意気投合さえすれば、ダラダラとした交際過程は必要ないと考えている。

若者の旺盛なパワーは今、忙しい仕事や複雑な人間関係に吸い取られ、「恋愛」のために残されるパワーは自然と少なくなってしまっている。報告によると、一線都市のカップル59%は、住んでいる場所が遠く、平日は会うことができないため、同じ都市に住んでいながら「遠距離恋愛」状態。また、「恋愛とお金のどっちが大事か」という永遠のテーマをめぐっては、若者の回答者63%が「金銭的な自由のほうが完璧な恋愛よりも重要」と答えた。

「アイドルが私の彼氏」、「お湯をたくさん飲んで」としか言わない恋人

デジタル時代に育った若者は、サイバースペースで繰り広げるバーチャル恋愛のほうが存分に楽しめるようだ。報告によると、女性41%が「アイドルが私の彼氏」と答えた。

彼女がいない男性にとっては、「なぜ彼女ができないの?」というのが避けては通れない質問だろう。その理由について、男性35%は「忙しすぎるから」と答え、「容姿が原因」という答えは5%にとどまった。

ネット上では、バーチャル恋愛が大いに盛り上がっているのとは対照的に、現実の世界では、若者は「冷ややかな」一面も見せている。恋人からの思いやりや配慮が足りないのは誰にとっても嫌なもので、体の不調を訴えても、「お湯をたくさん飲んで」としか言わないような恋人は、「魔法瓶恋人」と呼ばれている。報告によると、ネットユーザーが恋人に言われて一番嫌な言葉は、「好きなようにしたら」(35%)、「お湯をたくさん飲んで」(26%)、「そう言われたら、どうしようにもないよ」(20%)だった。

完璧を求めながらもナイーブな若者は「隠れ型恋愛関係」を好む傾向

「青年男女2000万人が恋愛をしているふり」というのは、検索エンジン360とブラウザ360がビッグデータを解析して描き出した今の若者の恋愛の現状だ。報告によると、「隠れ型恋愛関係」が、若者の恋愛を如実に描くキーワードとなっている。若者の恋愛に対して一層現実的な見方をするようになっており、慎重で、割に合う恋愛かを気にするようになっている。「隠れ型恋愛関係」は、感情を守るための「保護膜」のようなもので、完璧な恋愛を強く期待するのと同時に、非常にナイーブな若者を守り、周りが全く見えなくなってしまう恋愛だけでなく、安全で、抑制可能、ケースバイケースの対応可能な恋愛という選択肢を与えている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年8月16日

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