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中国、変わる春節の過ごし方 帰省せずに食事もデリバリー
  ·   2018-02-13  ·  ソース:
タグ: 春節;デリバリー;社会
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予約しておけば年夜飯を家まで届けてもらえるほか、当日に「食べたい」と思ったものをすぐに届けてくれる飲食店もある。あるデリバリープラットフォームの統計によると、大晦日の日も中国料理、西洋料理、軽食、デザート、火鍋、フルーツ・野菜などの飲食店の約3割がデリバリーサービスを提供している。

春節は街に出ずにネットショッピング

「春節特需」に狙いを定め、各大手ネット通販プラットフォームが大々的に販売促進キャンペーンを行っている。消費者が今年購入しているお正月用品を見ると、それが一層国際的になっていることが分かる。ある機関が発表している統計によると、越境ECが普及しているのを背景に、海外商品が伝統的なお正月用品に占める割合は63%に達している。春節の消費にも「海風」が吹いているのだ。また、海外製のお正月用品は、「一線都市だけを対象」に供給される商品ではなくなっており、二線都市でもその需要が激増しており、消費力が顕著に向上している。二線都市のうち、海外製のお正月用品の購入量が最も多い都市トップ5は、重慶、天津、南京、武漢、杭州。2016年同期と比べて、海外製のお正月用品の購入量は27%増加した。

中国で自由貿易区の設置が進められるにつれ、今後、さらに多くの商品が関税「ゼロ」で中国に輸入されるようになり、中国国内で消費の供給側の構造調整が促進されている。統計によると、17年上半期、中国の越境ECの取引規模は前年比30.7%増の3兆6000億元(約61兆2000億円)に達した。輸出入を促進する政策が実施されているのを背景に、春節の海外製のお正月用品の消費が絶好調で、中国の越境ECは18年に入っても急速な伸びを続けている。

時代が変遷するにつれ、消費者の消費能力が向上し、消費習慣が多元化し、商品やサービスのクオリティに対する要求も高くなっている。春節は中国で最も重要な祝祭日であるものの、その過ごし方は時代の移り変わりと共に変わり、「以前のようなお正月ムードがなくなった」と感じている人も多い。

しかし、どんなに大きな変化が起きようとも、お正月の最も大きな意義「家族団らん」が変わることは永遠にない。中国人の春節に対する期待、家族で一緒に過ごすという思い、人情味などは変わらない。つまり、過ごし方は変わっても、中国人にとって、春節は永遠に家族と一緒に過ごす祝祭日であるといえる。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年2月13日

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