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大学生の就職先決定時に影響する要素は?待遇重視も絶対条件では無し
  ·   2017-12-20
タグ: 就職;大学生;社会
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中国大学伝媒連盟はこのほど中国全土の大学生1049人を対象に「大学生の就職先を決める時に影響を及ぼす要素とは」と題したアンケート調査を実施した。給与と福利厚生などの待遇が重要な要素だと答えた人が84.12%を占めたものの、職場環境(67.38%)、興味(62.37%)、業界の将来性(61.52%)と答えた割合も過半数を超えているだけでなく、就職先を決める時に勤務先と故郷の距離を気にすると答えた回答者も80.11%を占めた。

▽待遇を重視するが、唯一の基準ではない。

中国大学伝媒連盟のアンケート結果によると、就職先を決める時に給与と福利厚生を重視すると答えた人は84.12%を占めている。

中国伝媒大学卒業生の許寒さんは、「就職先を決める時に、給与だけでは判断できないが、その他の条件がどれほど優れていたとしても、給与が低かったら選ぶことは無い。待遇は仕事の基礎となるものであり、従業員の能力を認める形でもあるからだ」との考えを示した。

杭州師範大学教育学院の王雁林教授は、「給与は非常に重要な基準だが、決して就職先を決める際の唯一の基準ではない。一部の卒業生は、給与だけでなく、キャリアの上で将来性のある仕事を希望する傾向がある。単純に目先の給与額を見るだけでなく、やや長い目で考慮しており、これは理性的な考えだと言える」との意見を述べた。

▽興味さえあれば、畑違いでもOK 

中国大学伝媒連盟のアンケート結果によると、「就職先を決める時に興味を抱けるかどうかが重要」と答えた人は62.37%を占め、「自分の専攻と一致しているかどうかを重視する」とした人は28.33%だった。

湖北省生まれの柴沢旭さんは広東省珠海市にあるゲーム会社でゲーム運営に関する仕事に就いている。ゲーム産業に興味を抱いていたことが、半年前にこの会社に就職した最大の理由だったという。残業も多いが、彼は自分の興味が精神的な支えになるので、残業しても苦痛にはならないとしている。

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