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「涙を誘うイラスト」が人気に 作者「南京大虐殺の歴史を全ての人の心に」
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· 2017-12-18 |
タグ: 南京大虐殺;イラスト;社会 | 印刷 |
「左側の1937年の少女の背景は、同年、旧日本軍が南京に侵攻したときの写真で、右側の現代の少女の背景は、現在の南京新街口の写真だ。新街口の写真は、私が自ら撮影した。我々制作チームは、このような戦乱の南京と繁栄した南京を対比させることで、登場人物の異なる歴史的背景の移り変わりを表現したかった」。
「『その年はどこもかしこも乱世だったが、あなたたちの来世が素晴らしい人生に満ち溢れるよう願っています』という言葉に多くのネットユーザーが共鳴してくれたことも、制作チームの思惑通りだった。制作当初、インスピレーションを得るために、私たちは南京大虐殺に関連する数多くの音楽を聴き、映画・テレビ作品を鑑賞した。さらに、過去の仕事で、南京大虐殺をテーマとした企画を行った経験もあった。文案は、一字一字を繰り返し推敲した。我々は、いくつかのバージョンを候補として考えていた。この文章は、投稿する数分前になって、最終的にやっと決まったフレーズだ」。
〇「著作権は全中国人が所有」
13日、このイラストを「モーメンツ」や自分自身の微博にアップしても差し支えないかどうかについて、多くのネットユーザーが朱さんに問い合わせてきた。朱さんはすべてに「問題ない」と答えた。彼と彼のチームは、このイラストは全ての中国人の感情と記憶に属するものであるため、その著作権は全ての中国人に開放すべきだという見解をもっている。
朱さんは、これらのイラストを創作した初志について、「私たちは、イラストを通して暖かい気持ちに溢れた人々の思いやりを表現し、皆がこの歴史を忘れないようにと訴えたかった。犠牲者は『30万人』という、単なる数値データで片付けられるものではなく、すべての人々の心に残すべきものだ」と強調した。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年12月18日
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