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中国人の欧州旅行熱再燃!マイナーな中東欧国家も注目集める
  ·   2017-12-04  ·  ソース:
タグ: 観光;欧州;社会
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中国旅行研究院と携程旅行網(シートリップ)、華遠国際旅行有限公司はこのほど、「2017年度第3四半期中国渡欧旅行トレンドレポート」を共同で発表した。レポートでは、今年第3四半期に欧州旅行へ行った累計中国人観光客数が、前四半期と比べ約29%増となり、欧州旅行人気が回復したことが明らかとなった。北京日報が伝えた。

データによると、2017年度第3四半期に欧州旅行をした中国人旅行客が3割近く増加した。そのうち、中国国内の団体ツアーの利用客が約36%増加、現地ツアー会社の利用客が約33%増加した。欧州旅行をした中国人観光客のうち、約80%が現地ツアー含む団体ツアーを選択。団体ツアーが依然として欧州旅行の主な観光手段であることが判明した。また、個人旅行をする中国人旅行客の割合は全体の約20%にとどまったものの、増加率からみると前四半期比の約69%と大幅に増加した。

欧州旅行の目的地ランキングから見ると、中国人観光客が選ぶ旅行目的地トップ10の国家は、イタリア、ロシア、ドイツ、英国、フランス、チェコ、スペイン、オーストリア、ギリシャ、デンマーク。中東欧のマイナーな国家が新たな旅行市場として中国人観光客から注目を集めている。「一帯一路」(the Belt and Road)の影響による、直行便の開通に伴い、チェコやモンテネグロなどの新興観光目的地国への渡航数が第3四半期より倍増。ボスニア・ヘルツェゴビナに続きセルビアが中国とビザ相互免除協定を提携した2番目のヨーロッパの国となり、今後、中国人旅行客の渡航が大幅に増加することが予想される。(編集TK)

「人民網日本語版」2017年12月4日

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