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江蘇省では50歳以上カラオケ無料 高齢者が顧客ターゲットに
  ·   2017-11-16  ·  ソース:
タグ: カラオケ;高齢者;社会
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今年下半期から、中国江蘇省の多くのカラオケが次々と50歳以上の高齢者向けの「無料カラオケ」や「割引カラオケ」サービスを開始した。

チャイさん(チャイは曜のつくり)は江蘇省無錫市のカラオケオーナーであり、今年の初めから、50歳以上の高齢者に割引カラオケのサービスを提供している。「10人くらいを収容できるカラオケボックスは一時間につき15元(約255円)かかるが、身分証明書だけを持ってくればいい」とチャイさんは説明した。中高年層向けの特別サービスを提供しているのは主に日中だけだ。「夜になると、値段が高くなる。その時間帯はほぼ若者が利用しているからだ」とチャイさん。

以前は夕暮れ時から営業を始めていたが、今では中高年層のお客さんのニーズに対応するため、午前中から運営するカラオケも少なくはないと多くのオーナーは語っている。

無錫市に住む王さん(62)は、定年退職する前は中学校の教師をしていた。一年前、微信(Wechat)を使い始め、昔の教え子と連絡できるようになったことで、最初は一緒に食事をするだけだったが、その後、カラオケに行く約束をするようになった。

王さんは、「最初は子供に頼んで、ネットで共同購入をしてもらっていたので、場所をよく変えていた。最近、近所にあるカラオケが午後1時から3時までは無料になり、そのためには身分証明書を持っていくだけでいいということを耳にした。時間制限を超えることがよくあったが、超過料金はそれほど高くない。自分で飲み物を持ってカラオケに入っても怒られることもない。以前は特にカラオケを利用したいと思っていなかったので、常連にまでなるとは想像もつかなかった」と話した。

江蘇省娯楽業協会の秘書長はインタビューに対し、「娯楽産業が多元化しているため、今のカラオケ業界は以前と比べると低迷している時期にあると言える。そのため、中高年層向けの様々なサービスの登場は、実際にはカラオケ業界のモデルチェンジの試みだといえる。現在の中高年層向けのサービスは利益を目的にしているのではなく、これらのグループが若者を呼び戻す事を促進し、中高年層の人々にも、娯楽場は身近なものであり、健康的なものであるという認識を持たせることを狙っている」と話した。

「人民網日本語版」2017年11月15日

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