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40年以上山村で映画を上映 68歳の映写技師
  ·   2017-10-27
タグ: 映画;映写技師;社会
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映写機、スピーカー、スクリーン……曾紀連さん(68歳)は30キロ余りある映写器具を年季の入った自転車の荷台に載せて移動し、夜になると村で映画を上映する。この生活を始めてから、40年以上が経った。

曾さんは江西省于都県寛田映画放映チームの映写技師だ。定年を迎えて8年経つが、未だに映写技師の仕事を続けている。村の人々のために映画を上映すると、心が安らぐのだと話す。 

幼い頃に村民が集まって映画を鑑賞した時に感じた幸せは、映写技師という仕事に対して尊敬の念を抱かせた。1975年、20代になった曾さんは夢を実現し、于都県寛田映画放映チームの映写技師となった。曾さんは映画を上映する度に山村に住む人々の夜を明るくし、子供たちに外の世界を見せている。 

映写技師は待遇があまり良くない上に労力が必要な仕事であるため、近年多くの同僚が転業した。曾さんだけが40年以上もの間映写技師を続けており、定年を迎えた時も、村の人々に映画を見せたい一心で留任を申し出た。「これからもできる時まで、映画の上映を続けていきたい」と曾さんは語った。(写真は全て新華社の彭昭之記者が撮影) 

映写器具を自転車に乗せて竹林の中を移動する曾さん

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