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消費者の約9割、「宅配物を隣人に預かってもらうことは問題ない」
  ·   2017-06-27  ·  ソース:
タグ: オンライン通販;宅配便;社会
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オンライン通販は、消費者の消費習慣を変えると同時に、日常生活における利便性を格段に高めている。だが、宅配便関連情報が漏えいする、宅配に関する電話を受けることが煩わしい、宅配時間がはっきりしないなどの理由で、消費者の悩みが多くなっているのも事実である。アリババ傘下の物流会社「菜鳥網絡」が出している宅配アプリ「菜鳥裹裹」がこのほど、約2万人の消費者を対象にアンケート調査を実施、「宅配時代のブレイクスルー調査報告」を取りまとめた。調査の結果、環境保護に努め、プライバシー保護に関心を抱き、宅配物の受取代行サービスを利用することが、新たな傾向となっている状況が明らかになった。回答者の71%は、「追加代金を支払っても、環境に優しいエコ包装材を利用したい」と答え、81%は「宅配プロセスにおいて、プライバシー保護は極めて大切」と考えており、89%が、「近所の人に宅配物を預かってもらうことは問題ない」としている。このうち、特に北方の住民は環境問題に関心が高く、広東の市民はプライバシー保護を重視していた。回答者のうち、90年代生まれ(90後)は86%を占め、すでにオンライン通販の主力となっている。そのうち、「毎週1回以上オンライン通販を利用している」人は63%、「ほぼ毎日ネット購入をしている」人は8%に上った。北京商報が報じた。

アンケート調査によると、回答者の63%は、「宅配は大変キツイ仕事だ。毎日駆け回っている様子が尋常ではない」と感じていた。また、73%は、「宅配員はとても努力して仕事に励んでいる。普通の範囲内ならクレームを出すことなどあり得ず、問題が生じても解決できればそれで良い」と答えた。宅配時間の効率性を重視する点では、広東、浙江、山東三省の消費者がトップ3に入った。彼らは、当日配達や翌日配達を望む傾向が高かった。

アンケート調査の結果、回答者の過半数が、「宅配時間が不確定なのは好ましくない」と答え、「荷物を受け取るために外出を遅らせたことがある」としている。これらの状況から、消費者の89%は受け取るタイミングを合理的にするために、宅配ステーション「菜鳥駅站」やセルフピックアップボックスなどの代理受取サービスの利用を希望していた。これらの人々のうち、男性は女性より多く、62%を占めた。

新しい業務を最も好むグループは学生で、その割合は42%とホワイトカラーを上回った。学生は、最先端の技術を理解したいと願っている。たとえば、WWDC(アップルの開発者グローバルカンファレンス)は、他のどんなグループよりも学生が関心を注ぐイベントの一つとなっている。

このほか、自然に敬意を払い、地球に負荷をかけたくないという人は、南方より北方の人の方が多かった。これは、北方の大気の質と関係があるといえる。うち75%の人が、環境に優しい包装材の使用を好んだ。淘宝網では、エコ包装材を利用した商品がますます増えており、商店や消費者から歓迎されている。

「プライバシーの保護」も、多くのアンケート回答者の間で関心が高い問題だった。これらの人々のうち、広東人は山東と浙江を上回り、この問題に最も関心が高い省となった。スパムメール、セールス広告や売り込み電話に対する警戒感から、回答者の75%は、荷物を受け取った後宛名ラベルをはぎ取っていた。菜鳥の「目隠し宛名ラベル」は全国規模で定着しており、宛名ラベルに表示された消費者の電話番号は、見えないようになっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年6月26日

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