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赤ちゃんパンダ誕生による「パンダ経済効果」 上野の中華料理店の株価急騰
  ·   2017-06-16  ·  ソース:
タグ: パンダ;経済効果;社会
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東京の上野動物園は12日、東京都が中国から借り受けているメスのジャイアントパンダ「シンシン」が同日午前、赤ちゃんパンダ1頭を出産したことを発表した。新華社が伝えた。

赤ちゃんパンダの誕生を受け、上野動物園の近くにある中華料理店の株価は急騰した。東京の各業界が、赤ちゃんパンダによってもたらされる経済効果に大きな期待を寄せている。

【目に入れても痛くないほどの可愛がりよう】

上野動物園の福田豊園長は12日、赤ちゃんパンダの誕生は大変嬉しいと喜びを示した。

金子美香子・教育普及課長は、「母親のシンシンがずっと赤ちゃんを抱き続けているため、赤ちゃんの体重を量ることができない。今のところ、母子ともに健康だ。当園は当分の間、24時間態勢で赤ちゃんの発育を見守ることにしている」と話した。

金子氏は、13日に行われた記者会見において、「中国から招かれた専門家は、生まれたばかりの赤ちゃんパンダを育てる母親パンダのサポートをした経験がある。当園は、この専門家とともに、シンシンが赤ちゃんを世話することができるのか、赤ちゃんが母乳を飲んでいるのかどうかを注意深く観察している」と説明した。

万が一、赤ちゃんに問題が生じた場合、同園は中国の専門家の助言を得ながら、シンシンの懐から赤ちゃんを取り上げ、保育器に移して飼育する計画という。

同園は今のところ、シンシンが単独で赤ちゃんを育てることができると判断し、このまま観察を続ける意向を示している。

【赤ちゃん死亡という5年前の悲しみを乗り越えて】 

上野動物園で赤ちゃんパンダが誕生したのは、5年ぶりのことだ。

シンシンと雄パンダ「リーリー」は、2011年2月、繁殖の研究目的という名目で中国から有償で借り受けた形で上野動物園にやって来た。

2012年7月、シンシンは赤ちゃん1頭を出産したが、誕生からわずか6日後に肺炎で死亡した。

その翌年の2013年5月、シンシンに妊娠の兆候が見られた。しかし、その喜びもつかの間、「偽妊娠」であることが判明した。

メキシコで飼育されているパンダのカップル「インイン」と「ペイペイ」の間には、7頭の赤ちゃんが生まれていたため、上野動物園側の落胆は大きかったことだろう。

今年5月中旬、シンシンには、主食の竹を食べる量が減り、休んでいる時間が長くなるといった妊娠が疑われる一連の兆候が見られた。同園はすぐに「シンシン」の展示をいったん中止し、安心して出産できる環境を整え、ついに新たな生命を迎えることとなった。

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