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北京の飲食店、QRコードスキャンによる「チップ」制導入
  ·   2017-05-09
タグ: 飲食;QRコード;社会
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〇専門家:「店は客にプレッシャーをかけないよう配慮すべき」 

新しく生まれたこのような消費現象については、賛成・反対両方の意見が挙がっている。新浪微博(ウェイボー)の某ユーザーは、「QRコードでチップを渡す行為は、従業員を評価することであり、それによって従業員は、よりよいサービスを心がけるだろう」と肯定的なコメントを寄せた。一方、「このようなやり方は、客に対して心理的プレッシャーをかける。もしチップを渡さなければ、当然受けるべきサービスも受けられないかもしれないと不安になる。従業員の中には、みずからチップを求める素振りを見せる者もいて、チップを渡さなければならないという強迫観念を客に植え付けてしまう」など、否定的な意見の人も多い。

中国貿易促進会研究院国際貿易研究部の趙萍・主任は、次の通り指摘した。

「自らの意志によるという原則からQRコードでチップを渡すこと自体は、過度に非難すべきことではない。チップを渡すことは消費者にとって、自分の気持ちを示す方法の一つだからだ。店側は、チップを渡して当然というプレッシャーを消費者に与えてはならない。世界各国の飲食業界の報酬システムから見ると、米国などチップを渡す習慣のある国では、従業員の基本給は極めて低く、基本給だけで生計を維持することは不可能だ。一方、欧州、日本、中国の飲食業界では、従業員の給料は固定給であり、チップが占める割合は極めて低い。中国にはチップの習慣はないが、新しいチップ制度を導入した店では、道徳や規範という名のもとに、客がチップを渡さなければならないという雰囲気を作ってはならない。大衆レストランでは、客は食事のピーク時間帯に長い列に長い間並ばなければならず、従業員の仕事も非常に大変であるため、従業員のサービスに多くを求めることは実際不可能だ。QRコードでチップを渡す制度を導入できるのは、優雅な環境を作り出せる高級レストランに限られるだろう」。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年5月9日

 
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