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「ワンパターン化」する祝日 調査:「祝日疲れを感じる」63.1%
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· 2017-03-29 · ソース: |
タグ: 祝日;伝統文化;社会 | 印刷 |
3)オンラインショッピングの急成長によって、各種祝休日が、商店にとって絶好の商機となった。そのことに対する世間の認可度も次第に高まり、祝休日がだんだんと「ショッピングフェスティバル」になり果てた。
周准教授は、「これらの『休日の過ごし方』が定着化したことで、休日の本来の意義が次第に薄らぐと同時に、人々は祝日にやるべき義務に追われ、本当の意味で祝日を十分味わって過ごす時間が奪われ、軽い気分で思い切り遊ぶというムードが若者たちの心に根づいてしまい、中国の優れた伝統文化の伝承の足かせとなっている」と続けた。
〇「休日の過ごし方は十分考える。むやみに時代の風潮に乗らない」64.2%
「祝日疲れ」をいかに緩和すべきか?回答者の64.2%は、「集まりなどのイベントへの出席は適宜調整し、休息のための時間を確保するようにしている」と答えた。このほか、「ショッピングフェスティバルにやすやすと乗らずに、過度な買物は控えている(49.7%)」、「祝日の文化的なバックボーンを理解するようにしている(38.5%)」、「市民の日常活動を充実させるようにしている(28.4%)」などの答えが挙がった。
周准教授は、「祝日中は、積極的に目新しい事物に触れ、生活に楽しみを添えるよう心掛けると良い。だが、娯楽のための時間や娯楽方法をうまく調整して、貴重な休みを自分自身の精神性向上のために使う必要もある。休暇中は、普段は忙しくて疎遠にしている身内や旧友と連絡を取り、彼らとの交流を深めるのも良い。旧交を深めると同時に、疲れた心身をリラックスさせる上で何よりの方法だといえる」とアドバイスしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月29日
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