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今なお残る職場の男女差別 男性が有利な職業各種
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· 2017-01-18 · ソース: |
タグ: 女性;職場;社会 | 印刷 |
第二次世界戦争後、女性は家庭から足を踏み出し、職場に入り始め、だんだんと職場の「半分」を占めるまでになった。しかも、数年前からは、伝統的観念では「男性の職業」と見なされていたポストにも、女性の姿が目立ち始めた。それにもかかわらず、職場には依然として男女差別が存在しているのが現状だ。海外メディアはこのほど、男性の方が昇進・昇給の機会について明らかに女性より優位な専門分野に関し、ランキング形式で次の通り取りまとめた。環球時報が伝えた。
第9位:パイロット
「青空への夢」を描くことに、男女の別はない。パイロットという仕事は大変興味深く、神秘のベールに深く包まれている。だが、機械類を操縦する分野では、男性が情勢より優位に立っていることは疑う余地がなく、往々にして、報酬も男性の方が同業の女性より男性の方が高い。
第8位:眼科検査士
メガネを好む男性は多い。というのも、メガネをかけた男性は、より落ち着きと教養があるように見えるからだ。毎日メガネに接する眼科検査士も、より男性に適した職業といえる。この仕事は通常、眼科医の助手として患者の視力を検査し、視力矯正のサポートをする。また、患者に適したメガネを選ぶというこの仕事は面白いものに違いない。
第7位:臨床医
我々が臨床医と聞いて浮かぶイメージは、まず男性医師であろう。臨床医として1人前になるためには10年に及ぶ研修期間を要することも、その理由の一つかもしれない。また、この仕事に従事するには、膨大な精神的エネルギーと体力を必要とすることから、必然的に、男性の方が女性より優位に立つことができる職業だ。
第6位:CADオペレーター(コンピュータ支援設計士)
これは新興職業の一つで、工事や建設作業に必要なソフトウェアを作成する仕事だ。この業務には、学歴の高さは求められないが、システム設計に関するトレーニングを受けなければならず、ITをめぐる鋭いセンスが求められる。作業時間がかなり長くなる傾向があるため、この仕事は男性向きと言えるかもしれない。
第5位:薬剤師
男女の賃金格差は、とりわけ医薬業界で顕著に現れる。薬剤師という仕事は通常、診療機関や薬局で行われ、それほど多くの技術が求められる訳ではない。だが、実情を見ると、薬剤師としての報酬は確かに女性より男性の方が高い傾向がある。
第4位:心療内科医
調査によると、診療内科医という職業においても、男性の報酬が女性を上回っている。これは、男性の方が女性より論理性があり、より理知的で、患者により良い提案を出すことに長けているためかもしれない。
第3位:歯科医
こちらも医学分野の職業だ。歯科医の仕事は、厳しい基準と技術規範にのっとる必要がある。同じ内容の仕事でも、男性歯科医の報酬は女性歯科医を上回っている。
第2位:調理師
テレビ番組、映画、その他メディアで見られるように、有名ホテルの厨房はまるで巨大な「男性専用クラブ」のようだ。調理師業界では、男性が女性よりはるかに多い。これは、調理師が体力勝負であることのほか、報酬の男女差も大きな原因とみられる。
第1位:コンピュータ技術者
「コードモンキー(コードは書けるがソフトウェアのアーキテクチャや設計ができないプログラマー)」は颯爽と登場したが、コンピュータ技術者は、報酬の男女格差が最も大きい職業で、ソフトウェア技術者やプログラマーの圧倒的多数は男性だ。だが、このような状況にも変化が起こりつつあり、科学・数学プログラミングやIT分野により多くの女性が参入できるよう、奨励・育成に取り組む企業・組織・教育機関が増えてきている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月18日
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