■博と泰山を往復約12時間でつなぐ7053便は、中国で一番ゆっくり走る緑皮火車で、これまで42年間運行が続いている。
エアコンはなく、夏は扇風機で暑さをしのぎ、冬はストーブで暖を取らなければならない。また、乗車料金が値上がりしたことはなく、最も安い区間でわずか1元(約15円)。山地に住む人々にとってはバス感覚で乗車できる。