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中国男子体操チームが日本チームの経験から教訓にできること
  ·   2016-08-16
タグ: 五輪;リオ;社会
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中国男子体操チームはリオ五輪体操男子団体決勝で銅メダルに終わった。北京、ロンドンに続いての連覇はならず、現チームの欠点が浮き彫りとなった。しかし今回優勝した日本チームの成功の経験を「他山の石」として教訓にしない手はないだろう。中国新聞網が伝えた。

選手たちの年齢構成

中国体操チームの黄玉斌ヘッドコーチは「中国チームは選手の若さゆえ、代償を払う結果となった。今回の3つのミスはいずれも選手たちはきちんと着地しようと思うあまり、却ってうまくコントロールできなかったことが原因。若手選手は動きとその難易度を瞬時に判断するという経験が不足していた」と語った。

中国チームの「五将」のうち、オリンピック経験があるのは張成龍選手(27)だけ。他の4人は全員今回が初のオリンピックとなる。一方、日本代表チームリーダーの内村航平(27)はもはや3大会に出場経験があるベテランだ。

中国体操チームの葉振南監督は中国新聞網の電話取材に対し、「中国チームは試合前半ではやや緊張していたものの、若手選手の士気は高かった。しかし試合の本当の恐ろしさに対する認識が不足していた。それに対して、日本代表チームは予選でミスが目立ったが、その後は細かい点にまで気を配り、試合全体を通じては1人1回のミスに留まり、それが優勝につながった」と語った。

一方で葉監督は 「しかし若手は時間をかけて力をつけることができる。2020年の東京五輪では内村航平、山室光史、田中佑典がまた中心メンバーとなるのは難しいだろう。だが、今回彼らと対戦した林超攀や尤浩度、さらに年若い中国の若手選手たちには次の大会での活躍が大いに期待できる」という見方も示した。

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