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最初の革命根拠地、井岡山の貧困脱却対策
  ·   2016-06-30  ·  ソース:
タグ: 貧困脱却;井岡山;社会
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江西省井岡山市茅坪郷茅坪村村民の劉秀峰さん(63歳)は、手がすいている時にはよく新居の前に立ち、数百メートル離れたところにある毛沢東旧居の八角楼の方向を眺める。

八角楼は現地の人々にとって「聖地」のような存在だ。1927年10月~1929年2月、秋収蜂起の部隊を率いて井岡山で最初の農村革命根拠地を建設した毛沢東は、八角楼で革命活動を行った。ここには、革命の勝利を勝ち取るために、中国共産党と井岡山の人民が極めて劣悪な条件のもとで共に奮闘した物語が伝わっている。

今では、八角楼は井岡山革命教育基地になり、観光地として名を知られている。2015年の来訪者は延べ3万5000人に達し、観光客の消費のおかげで村民の収入も増えた。

劉秀峰さんの話によると、新居が建ったのは2013年6月。現地の移住・転居による貧困脱却第1期プロジェクトのおかげで、劉さんは代々住み続けてきた山奥の家に別れを告げた。今では、八角楼のすぐ近くにあるこの2階建て6間の新しい家は、この地を訪れる観光客に「農家楽」(農家体験)を提供する場になり、劉さん一家に年間10万元の収入をもたらしている。

「家の建築や家具などにかかった費用は、政府の補助金のほか、30、40万元借り入れて捻出した。今の状況だと、あと2年すれば完済することができる」。劉さんは、このような転居と産業を組み合わせた政府の貧困者扶助措置は、「単に補助金を支給することより役に立つ」と話す。

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