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中国、独身の8割が「恋愛恐怖症」
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· 2016-06-03 · ソース:人民網 |
タグ: 結婚;恋愛;社会 | 印刷 |
急激に変化する中国の都市において、「恋愛」にまつわるストレスやプレッシャー、葛藤はどこから来るのだろう?ある婚活サイトはこのほど、中国全土の会員9000万人を対象に抜き取り調査を実施。独身の8割以上が「恋愛恐怖症」であることが分かった。中国婦女報が伝えた。
男性「恋愛に不信感」 女性「努力しても報われないのがこわい」
調査によると、恋愛にあごかれ、追い求めていると同時に、恋愛に対して恐怖を抱いているというのが、多くの人の心情だ。その「症状」として、回答者の45.7%が「恋愛に対する不信感」、43.8%が「努力しても報われないのがこわい」、41%が「恋愛が続かないのが心配」、31.8%が「安心感がない」と答えた。
男女では「症状」に差があり、男性の回答者67%は、「傷ついたことがあるため、恋愛に対して不信感がある」と答えたのに対して、女性の回答者73%は、「努力しても報われないのがこわい」と答えた。
恋愛・結婚の専門家は、「伝統的な恋愛観では、男性に積極的であるよう求められる。積極的であるほど、男性が受けるプレッシャーも大きくなり、期待値も高くなる。そのため、恋愛に一旦失敗すると、挫折感も大きくなり、その後の恋愛にも大きな影響を及ぼす。一方の女性は、一旦好きになると、後へは引けないことが多く、そのため『努力しても報われないのがこわくなる』」と分析している。
「恋愛でショックを経験」が「恋愛恐怖」の主な原因
統計によると、回答者の54%が、「恋愛で大きなショックを受けたことがあるため『恋愛恐怖』になった」、36%が「身近な人の恋愛失敗の影響」、10%が「両親が離婚した、または家族に対する思いがうすい」と答えた。
また、5割以上の回答者が「一方が与え、もう一方は受けるだけ」という恋愛の状態は「受け入れられない」とし、約4割が「味気なく、しょうがなくしている」という恋愛の状態を「受け入れられない」と答えた。その他、「浮気」は別れの大きな原因となる。男女の回答者76%が「相手が浮気したら必ず別れる」と答えた。
特筆すべきは、北京、上海、深センなど一線都市の男性が最も嫌っているのは、「相手の要求があまりに高い」だったのに対し、女性は、「亭主関白な男性」を最も嫌っていた点だ。現在、都市部には優秀な女性が多く、自分と同じか、それ以上に優秀な男性と結婚したいと考えているため、男性に対する要求が高くなっている。しかし、男性にとっては負担になってしまう。特に、一線都市の男性は、仕事や経済面で重圧にさらされており、相手の人に励ましてほしいと感じている。
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