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三菱マテリアル、一部の元中国人労働者と和解
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· 2016-06-02 |
タグ: 日本企業;賠償;社会 | 印刷 |
三菱マテリアルは声明の中で、「歴史的責任に対し真摯かつ誠実な謝罪の意を表明」したほか、謝罪の証として1人あたり10万人民元を支払うとしている。
共同通信の報道によると、三菱マテリアルが現時点で把握している元中国人労働者あるいは遺族の情報はわずか1000人あまりで、その他の元労働者とは連絡が取れていないという。
同社は声明で、「今後中国国内で基金を設立し、旧三菱鉱業の事務所において労働を強いられた、その他の元労働者またはそのご遺族の方々の所在調査と和解、記念碑の建立などを行う」とした。
三菱マテリアルの関係者は昨年7月に米ロサンゼルスを訪れ、第二次世界大戦中に三菱鉱業が米軍の捕虜約900人を鉱山で強制労働させたとして、米国人の元捕虜や遺族に対し謝罪を行っている。
▽一部の元労働者は和解案を受け入れず
三菱マテリアルが提起した和解案を全ての元中国人労働者が受け入れているわけではない。
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