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西安軽食の「調理規範」が発表 肉夹饃も「標準化」時代に突入
  ·   2016-05-27  ·  ソース:人民網
タグ: グルメ;健康;社会
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パンの厚さは4ミリメートル以下、脂身と赤身の割合は3.5対6.5、蝋汁肉(パンの中に挟む煮込み肉)の温度は30℃、塩度は11度から12度―――西安市品質技術監督局は25日午前、「西安伝統軽食調理技術規範―肉挟●(食へんに莫)」など5種類の地方技術規範を発表した。規範化された軽食は、「肉挟●(食へんに莫)(中国式ハンバーガー)」「牛羊肉泡●(食へんに莫)(牛肉・羊肉とパンのスープ)」「葫芦頭泡●(食へんに莫)(豚の大腸とパンのスープ)」「ビャンビャン麺(幅広の麵の料理)」「藍田蕎麺○○(食へんに合、食へんに各)(そば粉を使った麺料理)」の5種類で、これらの規範は来月15日から施行される。西部網が伝えた。

独特の地位を保ち続けてきた西安の軽食は、中国全国ひいては世界各地のグルメ客を魅了している。西安市品質監督局標準処の関養利・処長は、発表会において、「今回、このような基準を制定した目的は、今後、利潤優先のために量目を少なくごまかす、あるいは食品品質基準をクリアしないなど、人々の健康を損なう恐れがあり、西安軽食のイメージを汚すような食品が市場に出回ることを抑制することにある。このために、標準化という方法によって、西安軽食の名誉とブランドを守ることとした」と述べた。

今回の標準化は、提案的な意味合いを持つにとどまり、実施については強制性を備えたものではない。各メーカーの実情に即して特色が定められ、かつ、各項目は西安の老舗ブランドや著名レストランを展開する同盛祥、老孫家、春発生、天下第一面、西安飯庄などの一流企業が基準制定業務を担当した。

基準が制定されることで、「味に関する個性化がなくなるのではないか?食べる楽しみが減るのではないか?」と心配する声が一部に上がっている。春発生の徐翠氏はこれについて「我々が基準を制定する上で対象としたのは、風格と形態に関することに限定した。風味については制限を設けていない。風味は、老舗各店がそれぞれの基準を定め、特色を維持していくべきだ。例えば、現在顧客に出している弊社の葫芦頭泡●(食へんに莫)は、顧客の好みに対応し、トマトジュースを加えている。というのも、一部の女性客は、豚の大腸があまり多い料理を好まないことによる。50%は伝統を引き継ぐが、残り50%は革新が必要だ」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年5月26日

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