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まさに体力勝負のパンダ飼育員、引っかき傷で満身創痍
  ·   2016-05-20  ·  ソース:人民網
タグ: パンダ;飼育員;社会
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1人の飼育担当者と幼いパンダ数頭が「竹ザル」を争奪する様子を撮影した動画が、微博(ウェイボー)上で話題になっている。動画では、女性の飼育担当者が、落ち葉を掃除しながら、「小さな国宝」たちの間を歩き回っていた。数頭のパンダは、落ち葉を入れたばかりの竹ザルに突進してザルをひっくり返す。大騒ぎのあと、落ち葉は再び地面いっぱいに広がり、一面「カオス」状態と化している。飼育担当者は、四川なまりの言葉で、「ああ!あなたたちって本当にもう!私にはもう力は残っていない……」と叫び、見物していた来園客の笑いを誘っていた。あるネットユーザーは、「国宝の腕白はひどすぎないか?落ち葉を掃いていた女性があまりにも可哀想」と感想を漏らした。 華西都市報が伝えた。

動画に写っている女性は、成都パンダ繁殖研究基地で飼育を担当する「80後(1980年代生まれ)」の梅燕さんで、同研究基地で8年のキャリアを持つベテラン飼育員だ。これまでに50頭以上のパンダの飼育を担当してきた経験があり、パンダの面倒を見ることに全精力を注いできた。「毎日処理する糞便は50キログラムあまり、運ぶ餌(新鮮な竹)も50キロを上回る。パンダの世話は、朝から暗くなるまで毎日が100%体力勝負」と彼女は話した。

●キツい肉体労働で全身筋肉隆々

早朝6時すぎ、空はまだ薄ら明るい時刻、夜勤だった梅さんは、自分の洗顔は後回しにして、9頭の赤ちゃんパンダの授乳に取りかかった。うち5頭は母親パンダのところに連れて行き、残る4頭には粉ミルクを調乳して哺乳瓶で飲ませなければならない。

まだ1歳にならない赤ちゃんパンダは、与えるミルクに大変気を遣う必要がある。人工乳の場合、粉ミルクと水の割合は1グラムたりとも間違ってはならず、梅さんは慎重に慎重を重ねて赤ちゃんパンダのために調乳する。彼らが飲み終わると、今度は室外運動場に連れ出さなければならない。まるまるとったおチビちゃんたちの体重は、すでに15キログラムを超えている。彼らを次々と運ぶ梅さんの額には、すでに大粒の汗が噴き出していた。

午前7時を過ぎると、梅さんはようやく洗顔して自分の朝食をとる。朝食を終えると、直ちに、糞便と餌のタケノコの残りを掃除する。そして、成年のパンダに新鮮なタケノコを与える。毎日、成年パンダ1頭につき50キログラム以上のタケノコを運ぶ梅さんは、腕まくりをして、「身体中、筋肉がしっかりついた私は、『女マッチョ』の名に恥じないほどになった」と筋骨隆々の腕を見せてくれた。

●引っかき傷で満身創痍

1986年生まれの梅さんは、典型的な「成都の80後」で、楽観的で底抜けに明るい。黒縁眼鏡をかけた彼女の笑い顔は、どことなくパンダに似ていて可愛らしい。

2008年に同基地に就職した彼女は、すでに勤続8年、これまでに50頭以上のパンダの世話をしてきたベテラン飼育員だ。パンダの赤ちゃんは大変愛らしく、抱っこすると可愛さ満点だが、足の爪や歯はとても鋭く、梅さんはしょっちゅう噛みつかれて悲鳴を上げる。梅さんの全身にはパンダに咬まれた跡があり、引っかき傷も数え切れない。常に、古傷が治ったと思ったら新しい傷ができている。

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