中国映画グループと星美メディア・グループが製作した戦争映画「南京!南京!」が、香港でも4日から上映が始まった。大陸部の興行収入は1億3000万元を突破、観客数は400万人以上と、中国では熱い議論が飛び交い、戦争と平和に対する考えが深まっている。
投資側である星美メディア・グループの覃宏総経理は4日、取材に応じ、今は欧米側の配給元と最終的な協議を行っており、この戦争映画が世界の広い範囲で公開され最終的には日本で上映されるよう願っているとし、「この映画は客観的に撮られていることから、欧米の映画会社も積極的だ。もし欧米で好評なら、逆に日本の市場も間違いなく認めるだろう。だから日本での公開は急いではいけない」と語った。
またこの映画の興行収入の一部は南京大虐殺記念館に寄付されれることになっており、映画で使われた貴重な道具は、南京で開かれるチャリティー・オークションにかけられる。
「チャイナネット」2009年5月5日 |