国務院台湾事務弁公室の範麗青報道官は14日の定例会見で、海峡両岸旅遊交流協会の台北事務所が5月4日に、台湾海峡両岸観光旅遊協会の北京事務所が同7日に開設されることを明らかにした。
範報道官は「相互開設される事務所は民間の観光機関であり、主に観光に関する問い合わせ、PR、連絡・調整、観光トラブルの処理といった非営利業務を手がける。上海万博を訪れる台湾の人々に便宜を図るため、両岸は上海虹橋空港と台北松山空港間の臨時チャーター便の就航を検討している。交通銀行も近く上海で台湾ドルと人民元の両替業務を始める」と述べた。
また、韓正・上海市長による先日の訪台は順調に成功したとして(1)上海・台北両市間の交流・協力の一層の深化を促し、交流の制度化・定例化を実現した(2)上海万博のさらなるPRを行った(3)台湾民衆と幅広く接触し、両岸の人々の間の感情をさらに緊密化した(4)島内政界、商工業界、企業界の人々と幅広く交流し、上海経済の成長、上海と台湾の交流・協力の推進、ウィンウィンの実現のために、さらに良好な雰囲気を醸成した----と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2010年4月15日 |