2009年には大陸部・台湾間の観光業が健全な発展を遂げた。大陸部住民の台湾観光が飛躍的に発展し、観光客数はのべ60万6100人に達して、目標を上回った。ある試算によると、大陸部観光客が台湾の観光産業に直接もたらした利益は約13億ドルに上るという。国家観光局の杜江副局長(海峡両岸観光交流協会執行会長)が2日、第13回海峡両岸旅行業聯誼会で明らかにした。
杜副局長によると、台湾側が提供した調査資料のデータでは、大陸部からの訪台観光客の一日あたり平均消費額は295ドル、平均滞在日数は6泊7日となっている。大陸部観光客は一回の訪台で一人あたり約1800ドルを消費していることになり、台湾の関連産業・業界の発展を促し、経済を牽引し、台湾の人々に恩恵を与えているといえる。
春節(旧正月、今年は2月14日)連休期間は大陸部観光客の訪台ラッシュで、ある統計によれば、7日間の連休中にのべ3万5千人が訪台し、一日あたりの訪問客数はのべ4900人に達した。特に元日にあたる14日にはのべ8千人を突破したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2010年3月3日 |