西蔵(チベット)自治区人民代表大会常務委員会の列確主任は26日、英国の団体「The 48 Group Club」と「Young Icebreakers」のメンバーとの座談会で、今年1月から10月のチベットの観光業は昨年の3月14日に起きた暴力事件の影響を受けることなく、観光客の増加の勢いはとどまらず、過去最高となったことを明らかにした。中国新聞網が伝えた。
ここ数年、チベットの観光業は急成長をみせている。2000年にわずか延べ60万人だった観光客の数は2004年に初めて延べ100万人を突破、2007年には延べ400万人を超えた。昨年は暴力事件の影響で延べ224万人と前年に比べてその数が44%落ち込んだものの、今年は非常に回復が早く、その勢いはとどまるところを知らないといっていいほど。これまでに延べ527万人の観光客が訪れ、過去最高だった07年同期に比べても41.8%増えた。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年11月27日 |