台湾海峡両岸観光旅遊協会の頼瑟珍会長は19日、雲南省昆明市で開幕した2009年中国国際観光取引会の席で、「今年1--10月、大陸部住民で台湾に旅行した人の数はのべ76万6千人に達し、前年同期比195.93%増加した。大陸部は日本に次いで台湾の2番目の観光客資源市場となっている。現在、台湾の観光客受け入れ能力は大陸部観光客のニーズを十分に満たしている」と述べた。
同協会が行った調査によると、大陸部観光客の台湾旅行に対する満足度は87%を超えた。
昨年7月18日に大陸部住民の台湾旅行が正式に解禁された後、魅力にあふれる台湾は大陸部住民の「一番行きたい旅行先」の一つになった。今年8月末現在、両地域間の直行便が定期便化され、1週間の就航便数はチャーター便が主流だった頃の108便から270便に増加し、離着陸地点は27カ所に増えた。また団体旅行の最少催行人数が10人から5人に引き下げられ、ビザ有効期間が10日から15日に延びたなどの好材料に後押しされて、両岸の観光交流がより一層手軽なものになってきた。(編集KS)
「人民網日本語版」2009年11月20日 |