大同市は山西省北部、山西省、河北省、内蒙古自治区の界を接しているところ、万里の長城の内外の間に位置し、山西省第2の都市であり、山西省北部地区の政治、経済、文化の中心と商品集散地でもある。国務院に指定された第1陣の中国24の歴史文化都市の一つ。総面積は1万4176平方キロ、総人口は約300万人。
大同市は北魏(紀元386―534年)王朝の都、遼(紀元907―1125年)、金(1115―1234年)の時代の第2の都市として、歴代の軍事要衝と戦略の要地であり、古代の漢族と北部の少数民族が頻繁に往来したところでもある。数千年来、各民族の人びとが大同に暮らし、融合しており、さんぜんと輝く古代文明を創り出し、豊富な歴史と人文の景観を残した。大同市に古代建築物、陵墓、遺跡が2万カ所余りも現存しており、そのうち国と省クラスの重要文化保護財が60カ所余りも残っている。
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