西蔵(チベット)経済は夏に入って以来、昨年3月に起きた拉薩(ラサ)暴動の暗雲から抜け、観光もシーズンを迎えている。ラサで13日午前、チベットの観光資源や文化・風俗をPRし、観光イメージをアップしようと、「2009年チベット観光親善大使コンテスト」が始まった。
西蔵自治区観光局主催、「西蔵旅行」の雑誌社が共催する今回のコンテストは、西蔵全土から一般の応募者を募る、観光文化の祭典だ。
同観光局の担当者によると、「チベット観光親善大使」をはじめ、「チベット各地区親善代表」などの座を競い、まずチベット6区1市で予選が行われ、予選を勝ち抜いたチベット族を代表する美しさを兼ね備えた出場者のみが、ラサで行われる決勝に駒を進めることが出来る。初戦から決勝にいたるまで、ファッションショーや得意芸、観光に関する知識などを厳しく審査される。
業界関係者は、今回のコンテストは、民族文化を広く発展させるイベントとなり、チベットとチベットの観光業のPRに一役買い、チベットの観光イメージを確立し、観光ブランドを高め、チベット観光の発展を促進する上で重要な意義があると見ている。
「人民網日本語版」2009年5月14日 |