中国国家観光局の邵琪偉局長は19日、ボアオ・アジアフォーラムの2009年年次総会に参加した世界観光機関の副事務局長と会談した。
その中で、邵琪偉局長は「中国は国民の海外旅行を制限していない。具体的な行動で全世界の観光業の復興に貢献したい」との考えを示した。
また、邵琪偉局長は「金融危機の影響を受けて、1月から3月までの3ヶ月間、中国を訪れる観光客の人数が減少した。ところが、中国は国民の海外旅行を制限していなかった。その一方、中央政府と地方政府は観光を消費拡大措置の一つとしてとらえている。去年海外旅行した中国国民は前年同期に比べて10%増加した」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より 2009年4月19日
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