新疆ウイグル自治区観光局は19日、今年のメーデー期間に7日間連休を復活するべく、「五一(メーデー)」長期連休復活に関する報告を同自治区人民政府に提出したことを明らかにした。「亜心網」が伝えた。
同自治区観光局の池重慶・書記によると、「五一」連休はこれまで新疆観光にとってひとつの重要な連休期間であり、昨年は「五一」連休が短縮され、自治区住民による自治区内での春のピクニック、キャンプ、ドライブなどが各地で見られたものの、連休期間が短かったため、海外旅行は例年ほど人気がなかったという。また、わずか3日間の短期連休では国内観光客の観光需要を満たすことはできなかった。
池書記は、今年の春節(旧正月)連休と昨年の「十一(国慶節・建国記念日)」連休は、同自治区を出入りする観光客数はいずれも増加したと語り、とりわけ春節連休の際は、実質的な来訪者数41万人と、前年比16%増加し、観光收入1億5600千万元で、同13.4%増となり、予測の2倍前後となったという。
国家統計局新疆調査総隊が行ったサンプリング調査の推算によると、2007年、新疆ウイグル自治区は「五一」連休期間中、国内観光客延べ84万4千人を受け入れ、前年同期比18.5%増となった。自治区内観光で消費された総額は4億400万元に達し、同15.1%増となった。2008年の「五一」小型連休の際は、新疆は観光客延べ31万1700人を受け入れ、観光收入は1億6400千万元にとどまり、観光收入の縮小幅は2億4千万元に達した。(編集HT)
「人民網日本語版」2009年3月20日 |