3月17日の中央テレビ(CCTV)のニュースによると、台湾を旅行した大陸の観光客は10万人を超え、台湾の観光サービス業を強く促進しているという。
16日午前、豪華客船に乗った大陸の「1万人旅行団」第一陣の1600人が、台湾の基隆港に到着した。去年の7月から大陸部住民の台湾観光が実施されるようになったが、今回は規模も最大で、人数も今までで一番多い。また台湾海峡両岸の大陸部と台湾の「通商、通航、通郵」の「三通」が基本的に実現してから、初めての大型定期客船による直接航行の旅行団だ。
現在、江蘇省、山東省、浙江省なども「1万人旅行団」を組織している。また多くの大陸部の観光客が台湾を訪れるため、すでに上昇していた台湾観光業関係の株は、16日に全体的にストップ高になった。
海峡両岸の観光交流協会の最新データでは、大陸部住民の台湾観光が昨年7月18日に正式に解禁されてから、台湾を旅行した人はすでに延べ10万人以上で、1人当たりの最低消費額を1万ニュー台湾ドルで計算すると、台湾にもたらした直接的な経済利益は10億ニュー台湾ドルを超えるという。
現在、台湾観光で大陸部住民に解禁されている地域は13の省から25の省と市に拡大し、団体旅行会社も33社から146社に増加した。また新しくできた団体旅行会社の添乗員も一連のトレーニングを受けており、今月末には台湾ツアーを組織できる。
「チャイナネット」2009年3月18日 |