合肥市は安徽省の省都で、安徽省は中国の穀倉地帯の一つで、名所旧跡がたくさん残っている。省都の合肥市は中国の著名な観光都市の一つで、安徽省の政治、経済、科学・教育、文化の中心でもある。合肥料理は安徽料理の代表的なものであり、安徽料理の名物料理を集めたものでもある。この料理は安徽省の長江沿い一帯の料理、淮河沿い一帯の料理と徽州地方料理からなっている。念入りに材料を選択し、火加減に工夫を凝らし、色が濃くて脂っこいものにし、味がこってりしていても、本来の味を保っている。安徽料理は山の幸や海の幸、一般にゲテモノといわれるものを調理することでよく知られている。
特色のあるグルメ
名物地方料理 包公魚、曹操鶏、李鴻章大雑燴、符離集焼鶏、紅焼頭尾(カラメル醤油煮)、紅焼画水(アオウオの尾の醤油煮)、ヒラコノシロ、奶汁肥王魚(クリームスープ)など。
李鴻章大雑燴
合肥市に足を踏み入れると、李鴻章大雜燴という料理を味わうことは欠かせない。この料理は珍しい海産物、魚の浮き袋、スルメイカ、干したタケノコ、腐竹(トウフのユバ)、ニワトリの肉、ハム、蒸したタマゴ、ハトのタマゴ、レバー、干し貝柱、シイタケ、塩漬けアヒルのタマゴ、ほうれん草、ニワトリのスープなどの主な材料を混ぜて炊き込んだもの。美味しくてよい香りがし、新鮮さや塩辛さは口によく合うもの。
瀋記状元楼大酒店
本場の安徽料理を特色とするお店で、四川、広東、上海風などの料理体系を兼ね備えたことはユニークである。得意とする料理は麻辣魚、剁椒豆腐、香浸白乾、粟口鶏など。
所在地 阜南路168号
電話 86551—2837118
名物軽食
合肥市の著名な四大点心——麻餅、烘糕、寸金、白切片麻餅は外側の皮が柔らかく甘くておいしい。肉のあんは甘くて脂っこくなく、ミカン、ウメなどの味づけがある。油っ気があって艶やかなこがね色を呈している烘糕は穴がたくさんあり柔らかく、甘くて口によく合う。寸金はミカンの砂糖漬け、モクセイの香りがあり、歯ざわりのよさや甘味があり、すがすがしい香りがして口によく合う。白切片は薄切りで甘くて歯ざわりがよく、白くて透き通っていて、濃厚なゴマの香りがする。
特色のあるレストラン
名称 種類 所在地 電話(地区番号86551)
安徽蘭宮酒店 広東風
のモーニングティー 環城公園南路1号 2828231
歩歩高酒楼 四川/安徽料理 金寨路25号 3635759
績溪徽菜館 安徽料理 城隍廟後街 2651933
南越海鮮楼 広東/四川/安徽の料理 栄事達大道73号 2651178
三河酒家本店 安徽料理 栄事達大道238号 5669911
夏日連鎖店
(チェーン店) 農家風/火鍋の料理 長江劇院北側勤労巷内 2671996
「北京週報日本語版」2009年2月16日 |