チベット高原奥地に位置し、「動物王国」として知られる可可西里(ココシリ)は、手つかずの生態環境が現在世界で最も良く保存されている地域の1つだ。この可可西里保護区の観光が、近く正式に解禁される。
可可西里旅行社によると、可可西里の観光開発は環境保護と安全を原則とし、高級な観光客を主要顧客とする。生態環境が損なわれぬよう、保護区内の既存の山道を利用し、新たな道は切り開かない。各団体は15人以内に制限し、ゴミは全て保護区外に持ち帰らなければならない。
平均海抜が4千メートル以上なので、参加者の安全を確保するため、年齢を50歳以下に制限し、保護区に入る前に健康診断と保険加入を義務づける。ツアー中は各団体に医師が終始同行する。
「人民網日本語版」2009年1月28日 |