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甘粛省の炳霊寺石窟 | |
甘粛省永靖黄河三峡の炳霊峡景区の小積石山に位置する炳霊寺は魏(220~265年)、晋(265~420年)の時期に建てられ、宋代(960~1279年)に初めて炳霊寺と呼ばれるようになった。「炳霊」とはチベット語で「十万物」と言う言葉の音訳で、「千仏山」「万仏洞窟」と言う意味である。石窟は南北朝時代の西秦の建弘元年(420年)に建てられ、その後、歴代の開削と建造を経て、規模が絶えず拡大された。現存の洞穴の龕が合計183あり、石彫りの塑像が694体、泥塑像が82体、壁画が約900平方メートルあるが、大寺溝の西岸の長さ約200メートル、高さ60メートルの崖の平面に分布している。その中の第169窟の泥塑像の観音と第125龕にあるお釈迦様の石彫りと多宝仏などは、いずれも炳霊寺石窟の最高の芸術作品である。
「北京週報日本語版」2009年1月15日 | |
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